AKIO STYLE開業の経緯

私は小学校5年生の頃から、学校の先生に憧れ、強い気持ちで教育学部に進学し、教員免許を取得しました。しかし、実際に教育現場に入ると、教師の一方的な説明の授業や生徒を集団の中の1人としてしか見られていない現状がありました。公教育では生徒が約40人いて、様々な学力、感性や性格を持った生徒全員が良いと思う授業をするのは難しい現状を目の当たりにしました。また、学習塾では会社の利益を考慮したり、他の講師との足並みを揃えた平等な指導を求められたりしました。それでも私は保護者の意向を汲み取り生徒にとっても最善の指導をしてきました。しかし、出る杭は打たれるという言葉があるように目立つことはしないようにといった注意を受けるようになりました。そんな葛藤を抱えながら働いている時に大学の学園祭での出店の機会がありました。私は大学の学園祭で一度は自分1人で運営してみたいと思い、実際に行うと準備や企画等考えることが多く大変でした。しかし、当日になって接客していると自分が考えた企画がお客様に喜んでもらえたり、興味を持っていただけたりした事がきっかけになり、自分が小さい頃から憧れていた教育という分野で自分が理想とする教育が子供達にとって良い影響を与えられるのではないかと思いはじめました。大学院生になり将来を考えはじめた時、ある方に背中を押していただき、自分の理想の教育を体現するためにAKIO STYLEを開業いたしました。